14日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、過熱感から利食い売り先行

2015年4月14日 18:41

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記事提供元:フィスコ


*18:41JST 14日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、過熱感から利食い売り先行

14日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比454.85ポイント(1.62%)安の27561.49ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が325.64ポイント(2.23%)安の14264.81ポイントと、揃って9日ぶりに反落した。売買代金は2375億9700万香港ドル(13日は2636億3600万香港ドル)。

利食い売りに押される流れ。ハンセン指数が7年4カ月ぶりの高値水準を回復するなか、大株主による現金化の動きが加速していると報じられたことも投資家心理を重くした。中国本土に特段の悪材料はみられないものの、直近の上昇ピッチが急だったため、相場の過熱感が意識されている。

ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス最大手の騰訊HD(700/HK)が5.5%安と下げが目立つ。1銘柄だけで指数を155ポイント押し下げた。馬化騰・主席が先週9~10日にかけて、テンセント2000万株(発行済み株式総数の0.21%)を売却したことが嫌気されている。

また、カジノ株も安い。銀河娯楽集団(27/HK)が5.6%、金沙中国(1928/HK)が4.8%ずつ下落した。マカオは現在、3カ月に1回と制限されている広東省からのマカオ渡航に関し、より厳格化されるとの噂が流れている。中国政府は深セン市住民の香港訪問を週1回に制限(従来は制限なし)することを決めた。13日から実施されている。

本土と香港で重複上場するA/H格差の大きい銘柄群も反落。変圧器メーカー大手の東北電気発展(42/HK)が7.9%安、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が6.9%安、自動車部品の浙江世宝(1057/HK)が6.5%安、フロートガラス中国最大手の洛陽玻璃(1108/HK)が3.1%安と値を下げている。

【亜州IR】《KO》

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