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8日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、本土株の上昇を好感
*18:34JST 8日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、本土株の上昇を好感
8日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比961.22ポイント(3.80%)高の26236.86ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が733.47ポイント(5.79%)高の13396.59ポイントと、そろって5日続伸した。およそ7年ぶりの高値を切り上げている。売買代金は2500億3200万香港ドルに膨らみ、07年10月に記録した過去最高を更新した(2日は1247億3800万香港ドル)。
休場中の本土株高を好感。場が開いていた7日の本土市場は、4営業日連続で大幅高。「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想や京津冀エリア(北京、天津、河北)開発計画の推進など、政策的な追い風が吹いている。「長江中流域都市群・発展計画」が国務院で承認されたこともプラス材料。
ハンセン指数の構成銘柄では、取引所を運営する香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が12.2%高の220.00香港ドルと急騰。07年11月に付けた上場来高値(215.40香港ドル)を上回って引けた。マーケットの売買代金が急増するなか、業績期待が強まっている。本土からの資金流入期待も高まった。上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)スキームを利用した商いも急増。昨年11月の取引解禁以来、1日当たりの利用限度枠105億人民元を初めて使い切った。
株高でメリットのある証券株と保険株も急伸。海通証券(6837/HK)が19.0%高、中信証券(6030/HK)が14.2%高、新華人寿保険(1336/HK)が14.0%高で引けた。
インフラ関連株も高い。交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が14.9%、鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が12.1%、同業の中国中鉄(390/HK)が10.5%、建機大手の中聯重科(1157/HK)が10.2%ずつ値を上げた。取引再開した中国の鉄道車両メーカーで双璧を成す中国南車(1766/HK)と中国北車(6199/HK)はそれぞれ44.5%高、41.8%高と急騰。両社の合併計画に関し、中国商務部反トラスト局の審査を通過し、中国証券監督管理委員会の承認も得たことが刺激材料となった。順調に進めば、6月にも合併が完了し、新会社の「中国中車」が上場する見込みという。
【亜州IR】《KO》
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