日産、「エクストレイル」にハイブリッド車を追加 自動ブレーキを標準装備

2015年4月8日 11:15

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「エクストレイルハイブリッド」の発表披露会に出席した日産自動車の星野朝子専務(左)と片桐隆夫副社長(右)(写真提供:日産自動車)

「エクストレイルハイブリッド」の発表披露会に出席した日産自動車の星野朝子専務(左)と片桐隆夫副社長(右)(写真提供:日産自動車)[写真拡大]

  • 「エクストレイルハイブリッド」を紹介する日産自動車の星野朝子専務(右)(写真提供:日産自動車)
  • 日産自動車が5月に発売する「エクストレイルハイブリッド」(写真提供:日産自動車)
  • 日産自動車が5月に発売する「エクストレイルハイブリッド」(写真提供:日産自動車)
  • 日産自動車が5月に発売する「エクストレイルハイブリッド」(写真提供:日産自動車)
  • 日産自動車が5月に発売する「エクストレイルハイブリッド」(写真提供:日産自動車)
  • 日産自動車が5月に発売する「エクストレイルハイブリッド」(写真提供:日産自動車)
  • 日産自動車が5月に発売する「エクストレイルハイブリッド」(写真提供:日産自動車)

 日産は7日、「エクストレイル ハイブリッド」を5月13日から発売すると発表した。グレードは4タイプで価格は、280万4,760円から(税抜)。

 エクストレイルの高い走行性能と環境性能を両立するハイブリッドエンジンを搭載し、排気量2.5リッターガソリンエンジンをこえるパワフルな加速性能や高い静粛性で、快適な走行を実現する。また、「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を標準装備。

 同社独自のハイブリッドシステムは、駆動と発電を1つのモーターで行う高効率なシステムで、これにより20.6km/L(JC08モード)の低燃費を実現している。全車「平成32年度燃費基準+20%」を達成し、免税措置が適用される。また、全グレードで、国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」に認定されている。

 ハイブリッドシステムに合わせて最適化した2リッター「MR20DD」エンジンでは、補機ベルトの廃止や低フリクションオイルシールの採用により基本性能が向上。システム全体の改善で低燃費を達成。組み合わせるエクストロニックCVTにはガソリン車と同様のステップ変速制御を採用しており、優れた燃費性能に加え、力強い加速が得られる。

 さらに、素早い充放電が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載することで高速で精密なモーター制御によるクラッチ操作を行うことができ、スムーズな発進・変速が可能。また、コンパクトなリチウムイオンバッテリーの採用で、ハイブリッド車でありながら、ガソリン車と遜色のないVDA容量400L以上のラゲッジスペースを実現。

 エクストレイルでは初めて、スマートフォン連携機能を採用したナビゲーションシステムを搭載。スマートフォンのアプリケーションをナビ画面へ表示したり、位置情報をナビの目的地に設定したり、メールの送受信を行うなど、便利なサービスが利用できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

■「エクストレイル ハイブリッド」の紹介映像

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