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2日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、中国の一帯一路構想への期待残る
*18:05JST 2日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、中国の一帯一路構想への期待残る
2日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比192.89ポイント(0.77%)高の25275.64ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が125.84ポイント(1.00%)高の12663.12ポイントと、そろって4日続伸した。ハンセンは7カ月ぶりの高値を更新する。売買代金は1247億3800万香港ドルと連日の大商い(1日は1103億2600万香港ドル)。
前日までの好地合いを継ぐ。中国の3月製造業PMIの上振れ、「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想への期待感が相場を支えた。地方政府の財政不安が薄らいだことも投資家の買い安心感を誘う。中国国務院(内閣に相当)は1日、年金基金の全国社会保障基金について、投資範囲を拡大する方針を明らかにし、対象を地方債にも広げたことがプラス材料。
また、当局が国内保険会社に対する運用規制の緩和を決定したことも引き続き材料視されている。緩和項目の中には、香港マーケットの投資対象拡大(これまでメインボード銘柄に限定されていたが、今後はGEM銘柄への投資も可能)が盛り込まれていたため、一段の資金流入が期待される状況だ。成長性の高い新興株で構成される「S&P/HKEx GEM指数」は3.6%高と大幅続伸している(前日は4.9%高)。
ハンセン指数の構成銘柄では、食品株の上げが目立つ。中国旺旺HD(151/HK)が5.3%高、康師傅HD(322/HK)が3.1%高で引けた。中国旺旺に関しては、子会社を通じて日本企業と合弁会社を設立し、新製品の製造・販売に着手すると発表したことも好感されている。
本土と香港で重複上場するA/H格差の大きい銘柄群も物色される。当局が先ごろ「適格国内機関投資家(QDII)」資格を持たない公募ファンドに対しても、「相互乗り入れ」スキームを利用した香港株投資を認める方針を示したことが改めて材料視された。本土からの買い入れ期待が強まっている。フロートガラス中国最大手の洛陽玻璃(1108/HK)が20.2%高、重電グループ大手の上海電気集団(2727/HK)が18.9%高、天津市のインフラ事業を展開する天津創業環保(1065/HK)が14.5%高、変圧器メーカー大手の東北電気発展(42/HK)が13.1%高と値を上げた。
【亜州IR】《KO》
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