NY原油:反落で48.17ドル、世界的な供給過剰感から売り再開

2015年2月27日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反落で48.17ドル、世界的な供給過剰感から売り再開

NY原油は反落(NYMEX原油4月限終値:48.17 ↓2.82)。50.15ドルから47.80ドルまで下落した。世界的な原油の供給過剰感が引き続き強く、売り戻しが優勢になったもよう。カタールの元エネルギー・産業相だったアティーヤ氏が「OPECは緊急会合を開く必要はない」と述べたことや、「イランと6カ国、核プログラム協議で合意に近づいている」との報道などが注目された。

また、ブラード米セントルイス連銀総裁が「ドル高が米経済に及ぼす影響は極めて小さい」、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁は「指標次第で、最初の利上げは本年の夏か秋に開始する可能性」と発言。ドル高による割高感も下押し圧力になったとみられる。《KO》

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