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三菱自、タイ生産の新型ピックアップトラック「トライトン」を世界150カ国へ輸出開始
三菱自動車のタイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランドが、新型ピックアップトラック「トライトン」の輸出を開始した。[写真拡大]
三菱自動車は9日、タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランドが、新型ピックアップトラック「トライトン」の輸出を開始したと発表した。同日これを記念し、ラムチャバン工場に隣接するラムチャバン港で式典を行ったという。
新型「トライトン」は、働くクルマとしての機能性・信頼性を向上しながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指して開発し、昨年11月から、タイで販売を開始。今後、フィリピンを手始めに、アセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次投入し、約150カ国に輸出する計画である。
ミツビシ・モーターズ・タイランドは、1991年からピックアップトラックの輸出を開始し、これまで160万台超を輸出してきた。三菱自動車がこれまで、タイをピックアップトラックの生産・輸出拠点として位置づけ、成長、発展してきたのは、長期にわたるタイ政府の一貫した自動車産業育成政策によるものと同社は見ている。引き続き同社は、タイの自動車産業と一緒になって発展していく所存であると、相川哲郎社長は式典で述べた。
ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャバン工場は、三菱自動車において最大の生産規模を有しており、累計生産台数350万台、累計輸出台数は250万台を突破するなど、グローバル生産拠点として着実に発展している。
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