20日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、金融セクターが株高を主導

2015年1月20日 18:26

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:26JST 20日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、金融セクターが株高を主導

20日の香港市場マーケットは上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比212.67ポイント高(+0.90%)の23951.16ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が265.93ポイント高(+2.32%)の11741.78ポイントと、揃って3日ぶり反発した。売買代金は884億9400万香港ドルに縮小している(19日は1278億9500万香港ドル)。

指標発表後に上げ幅を広げる展開。前日の下げが大きかったため、香港市場では自律反発狙いの買いが先行した。取引時間中に公表された12月の中国経済指標が概ね堅調な結果だったため、市場に買い安心感が広がっている。2014年10-12月期のGDP成長率は、市場予想(7.2%)を上回る7.3%で着地した。このほか、鉱工業生産が前年同月比7.9%増(予想は7.5%増)、小売売上高が同11.9%増(同11.7%増)などとなっている。

金融セクターが相場をけん引。中国銀行(3988/HK)が2.6%高、中国工商銀行(1398/HK)が2.4%高、中国人寿保険(2628/HK)が4.2%高、中国平安保険(2318/HK)が3.0%高、海通証券(6837/HK)が8.3%高、中信証券(6030/HK)が5.9%高と買い進まれた。海通証券と中信証券に関しては、信用取引業務の規律違反が見つかるなか、信用取引口座の新規開設停止処分が下されたことを嫌気し、前日は揃って16.5%の急落を記録していた。

インフラ関連セクターも高い。交通インフラ建設大手の中国交通建設(1800/HK)が2.9%、鉄道建設大手の中国鉄建(1186/HK)が4.7%、同業の中国中鉄(390/HK)が4.2%、鉄道車両メーカーの中国北車(6199/HK)が4.6%、同じく車両メーカーの中国南車(1766/HK)が3.8%ずつ上昇した。中国の7省・自治区が共同で、内陸部を縦断する「西部高速鉄道」の建設を計画していると報じられたことなどが手がかり。このところ内外で、各種のインフラプロジェクトが相次いでいる。

【亜州IR】《KO》

関連記事