カメラのキタムラ、名刺スキャン代行サービスを全国900店舗で開始

2015年1月20日 10:14

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顧客の名刺を店舗で預かり、スキャナーで読み取るカメラのキタムラの「名刺スキャン代行サービス」のイメージ(同社発表資料より)

顧客の名刺を店舗で預かり、スキャナーで読み取るカメラのキタムラの「名刺スキャン代行サービス」のイメージ(同社発表資料より)[写真拡大]

 カメラのキタムラは19日、顧客の名刺を店舗で預かり、スキャナーで読み取る「名刺スキャン代行サービス」を同日から全国の900店舗で行うと発表した。読み取ったデータは名刺管理アプリ「Eight(エイト)」で利用できる。

 同社によると、名刺管理アプリ「Eight」はApp Storeビジネス(無料)カテゴリー1位にランクインしており、Google Playでも2014年ベストアプリに選出され、ユーザー数は100万人を突破しているという人気アプリである。

 同サービスは2014年8月に同社の東京・日本橋店で実験的に開始され、10月からは全国の旗艦店で提供が開始されていた。これまでの限定的に提供していたサービスが好評であったことから、今回全店で展開される。これにより47都道府県すべてで同サービスが利用できるようになる。

 同サービスでは、たまった名刺を店頭に持参すると、同社店舗のスキャナーで3日以内にスキャンされ、データはアプリに取り込まれ名刺は返却される。サービス料は名刺300枚までが、一律1,800円で、追加は1枚につき6円(いずれも税抜き価格)。

 名刺管理サービス「Eight」とは、Sansan社が提供するスマートフォン用アプリで、カメラで撮影するだけで名刺の情報を正確にデータ化でき、データはクラウド上に保存できる。保存したデータはスマートフォンやPCから、いつでもどこからでもアクセスできる。また、オンライン名刺交換機能により連絡先は常に最新の状態に更新される機能を持つ。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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