16日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、政策期待が持続

2015年1月16日 19:10

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記事提供元:フィスコ


*19:10JST 16日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、政策期待が持続

16日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比40.04ポイント高(+1.20%)の3376.49ポイントと続伸した。上海A株指数は42.07ポイント高(+1.20%)の3538.42ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.71ポイント高(+0.24%)の293.29ポイント、深センB株指数が1.42ポイント高(+0.13%)の1073.35ポイントで引けた。

政策期待で終日堅調な値動き。上海総合指数は一時、節目の3400ポイント台を回復する場面も見られた。終値ベースでは、2009年8月6日以来、約5年5カ月ぶりの高値を付けている。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、農業・零細企業向けの再貸出枠の上限を500億人民元(約9400億円)引き上げると発表。また、前日には預貸率規制の緩和観測が流れたこともあり、銀行株がしっかりと推移した。

原子力発電や鉄道関連も高い。原発関連については、中国の習近平・国家主席が15日、原子力工業の発展を支援し、競争力を高める必要があると指示。李克強・首相も同日、原発設備業界の「走出去(海外進出)」を後押しする方針を表明している。鉄道関連をめぐっては、国家発展改革委員会が新たに、500億人民元規模の鉄道建設着工を認めたことが刺激材料。中国北車(601299/SH)や中国南車(601766/SH)がストップ高水準まで買われた。

もっとも、指数は上値の重さも目立った。短期的な過熱感が意識された格好。また、来週20日に第4四半期GDPなど重要指標の発表を控えていることもあり、積極的に買い上がる動きは見られなかった。《KO》

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