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米国12月「賃金上昇無き雇用回復と消費停滞」
記事提供元:フィスコ
*12:57JST 米国12月「賃金上昇無き雇用回復と消費停滞」
米国12月の雇用統計では、失業率は5.6%へ低下したものの、時間給賃金の減少というネガティブ・サプライズとなり、「賃金上昇無き雇用回復」が示された。
米国12月の小売売上高は、前月比-0.9%のネガティブ・サプライズとなり、原油価格、ガソリン価格の低下にも関わらず、小売売上高が低迷していることが確認された。
2つの経済指標のネガティブ・サプライズは、賃金上昇が無いことで消費が低迷していることを示している。
米国の10-12月期の国内総生産(GDP)の予想は下方修正され、米フェデラルファンド(FF)金利先物市場は、米国連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始時期が9月から10月以降に先送りされたことを示している。《MY》
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