富士通、FCV普及を支援する水素ステーション情報管理サービスの運用開始

2014年12月15日 14:56

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水素ステーション情報管理サービスのシステム概要図  (富士通の発表資料より)

水素ステーション情報管理サービスのシステム概要図 (富士通の発表資料より)[写真拡大]

  • ナビ専用アプリApps「水素ステーションリスト」の画面(トヨタ自動車提供)
  • スマホアプリ「Pocket MIRAI」の画面(トヨタ自動車提供)

 富士通は15日、国内で初めて、燃料電池自動車(FCV)に水素を供給する水素ステーションの位置や稼働情報などをリアルタイムに把握することができる水素ステーション情報管理サービスを、自動車会社に向けて提提供開始したと発表した。

 このサービスは、位置情報を活用したクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」(SPATIOWL)を基盤とした、水素ステーション情報を統合的に管理するシステムである。事業者登録された水素供給事業者の協力のもと収集された固定式・移動式水素ステーションの位置や稼働状況などの情報を、FCVの利用者のカーナビゲーションやスマートフォンなどの端末にて活用できる情報として提供する。

 今回、トヨタ自動車のFCV「MIRAI」の発売に合わせ、15日よりサービスを運用開始した。「MIRAI」向けのMIRAI「T-Connect DCMパッケージ」で提供されるナビ専用アプリApps「水素ステーションリスト」と、スマホアプリ「Pocket MIRAI」上で、水素ステーション情報を「MIRAI」利用者に提供する。

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