3日の香港市場概況:下落、カジノ関連銘柄の下げが目立つ

2014年12月3日 18:14

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記事提供元:フィスコ


*18:14JST 3日の香港市場概況:下落、カジノ関連銘柄の下げが目立つ

3日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比225.68ポイント安(-0.95%)の23428.62ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が65.58ポイント安(-0.59%)の11060.21ポイントと揃って反落した。売買代金は1231億9500万香港ドル(1兆9000億円)に拡大。2013年2月4日以来、約1年10カ月ぶりに1200億香港ドルを突破した。

もみ合いのなか下げる流れ。昨夜のNYダウが最高値を更新したことなどを受けて買いが先行したものの、上値は重く、次第に売りが優勢となった。ハンセンは節目の24000を目前に失速した形。戻り待ちの売りに押された。香港を経由して上海株を取引する「滬股通」などを通じ、資金が本土市場に流れたとの観測も流れている。

ハンセン指数の構成銘柄では、マカオ・カジノ関連株の下げが目立つ。金沙中国(1928/HK)と銀河娯楽集団(27/HK)が揃って5.1%安と大幅続落した。バークレイズ・キャピタルが最新リポートで、12月の域内カジノ収入の減少率について、前月の19.6%からさらに拡大すると予想したことが引き続き売り不安視されている。原油相場の先安感が強まるなかで、エネルギー関連株もさえない。

H株自動車セクターも売られた。比亜迪(BYD:1211/HK)が9.3%安、広州汽車集団(2238/HK)が3.6%安、東風汽車集団(489/HK)が3.3%安、長城汽車(2333/HK)が2.2%安と値を下げた。エコ自動車を開発・製造するBYDに関しては、エコ車推進担当者の話として、現地メディアが「電動バスの導入計画を下方修正する」と報じたことが嫌気されている。また、UBSが最新リポートで、「11月自動車販売の伸びは2008年以来で最低に落ち込む」との予想を発表したこともセクター全体のネガティブ材料となった。

【亜州IR】《KO》

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