【銘柄フラッシュ】大陽日酸やサニックスなど急伸しバイオ株は軒並み高

2014年11月25日 16:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 25日は、ソニー<6758>(東1)が6.1%高の高値更新となり、午前にエレクトロニクス事業の説明会を開催し、数値目標を発表したことが好感されて高値を更新したほか、日立製作所<6501>(東1)が3.0%高となって高値を更新し、パナソニック<6752>(東1)も2.1%高の高値更新、トヨタ自動車<7203>(東1)も1.4%高の高値更新など、主力株の強さが目立った。本日売買開始となった新指数「JPX日経インデックス400」先物が上値を追う強いスタートとなり、現物指数のJPX日経400とTOPIXは朝方に高値を更新した。

 25日施行の再生医療新法への期待をベースにバイオ関連株が軒並み堅調となり、朝に米国での治験を発表したオンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は18.0%ストップ高、新薬治験の進展などの材料があるオンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)は13.6%高の高値更新、朝日ラバー<5162>(JQS)は8.8%高となり、10月にNEC<6701>(東1)が開発するヒトDNA解析装置に使う解析チップの量産を発表しており材料再燃とされて出直った。ラオックス<8202>(東2)は7.3%高の連日高値となり引き続きアジア地域からの観光客増加が材料視された。

 東証1部の値上がり率1位は大陽日酸<4091>(東1)の23.1%ストップ高となり再生医療分野に向けた全自動の細胞凍結保存装置などが言われて新たなバイオ株との見方、2位はサニックス<4651>(東1)の19.8%高となり電力各社が中断していた再生エネルギー買い取りの受付を再開と伝えられ期待再燃、3位はタカタ<7312>(東1)の16.2%高となりエアバッグ問題に関する米国での公聴会が予想より平穏に通過とされて3日続伸の出直りとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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