【引け後のリリース】旭化成が「血管内体温管理システム」の適応拡大を申請

2014年11月22日 07:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■心停止蘇生後の治療に貢献、株価は今週1990年以来の1000円台に進む

 旭化成 <3407> は21日、同社グループの救命救急医療事業会社・旭化成ゾールメディカル(東京都港区)が血管内体温管理システム「サーモガード」の適応拡大の薬事承認を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に申請したと発表した。

 発表によると、「サーモガード」は、血管内冷却により体温を管理するシステムで、これまで集中治療室などで中心静脈カテーテルを必要とする急性重症脳障害の発熱患者に対し、発熱負荷を軽減するための解熱剤、冷却用ブランケットなどの補助として使用されてきた。同社では、さらに、心停止蘇生後の患者を対象にした低体温療法への適応拡大を目指し、昨年1月から治験を日本国内で実施してきた。この治験の成績をもとに、PMDAからの助言などを得て、このたび適応拡大の申請を行った。

 心停止蘇生後の患者に対する低体温療法は、患者の体温を下げることで、代謝機能を低下させ、脳内での有害な反応の進行を抑制する有用な予後の治療方法。世界共通のエビデンスをもとに米国、欧州のガイドラインで実施を推奨されており、日本蘇生協議会(JRC)の「蘇生ガイドライン2010」でも推奨されている。

 同社はこの3日前、欧州の総合電機大手フィリップス(Royal Philips:オランダ)の体温管理システム事業などを米国のグループ会社が買収することで合意したと発表している。メディカル機器分野の急拡大などに期待が集まっている。

 株価は一昨日に1019.0円の高値をつけ、1990年3月以来、24年ぶりに1000円台を回復する相場となった。21日の株価終値は小反落の1007.5円(4.5円安)だが、信用売り残が多いまま高値に進んできたため、売り建て玉を買い戻す動きが増加して株高を増幅する可能性が強まっているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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