17日の中国本土市場概況:小幅安、相互乗り入れ初日の取引は活況

2014年11月17日 17:30

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 17日の中国本土市場概況:小幅安、相互乗り入れ初日の取引は活況

17日の中国本土市場は小幅安。主要指標の上海総合指数は、前営業日比4.82ポイント安(-0.19%)の2474.01ポイントと小幅ながら3日続落した。上海A株指数は5.17ポイント安(-0.20%)の2590.63ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.58ポイント高(+0.99%)の263.21ポイント、深センB株指数が1.88ポイント安(-0.19%)の967.96ポイントで引けた。

引けにかけて値を消す展開。上海と香港の「相互乗り入れ」解禁を材料に買われたものの、上海総合指数は本日のザラバで約3年ぶりの高値水準を回復したため、短期的な過熱感が意識された。香港を経由して上海株を取引する「滬股通」は、現地時間午後2時前に、1日当たりの上限(130億人民元)に達している。

業種別では、銀行株が安い。中国銀行(601988/SH)が2.3%下落した。中国商業銀行の間で、不良債権の規模が膨らみつつあると伝えられたことが売り材料視された。保険株や証券株もさえない。非鉄株や建材株、エネルギー関連株なども下げた。

半面、上海単独上場の銘柄(香港未上場)は物色された。鉄道運営の大秦鉄路(601006/SH)が6.2%高、自動車メーカー中国最大手の上海汽車集団(600104/SH)が3.2%高、酒造大手の貴州茅台(600519/SH)が1.8%高と買い進まれた。「滬股通」を通じ、海外投資家の間で人気化するとみられている。《KO》

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