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【木村隆の相場展望】11月14日の1万7520円が目先高値の公算も
記事提供元:日本インタビュ新聞社
(11月17~21日)
裁定買い残が積み上がっている。11月7日現在の裁定買い残は、前週比2億4107万株増の、22億57万株まで増加、株価上昇の原動力となった。裁定買い残の推移は、9月26日申し込み現在の26億6400万株をピークに、10月24日申し込み現在で18億2800万株まで減少、株価を押し下げる要因となった。
裁定買いはその後、10日、11日と連続増加となったが、12日は逆に2309万株減の23億900万株となった。一本調子の裁定積み上がりに、まったがかかった格好だ。裁定買いの動向がここからどうなるか大いなる注目点である。
日経平均先物のミニ相場では、11月14日の1万7520円が、目先の高値になりそう。11月5日の17020円で天井形成の可能性もあったが、相場の勢いに乗り、14日のSOは、高い所を通過した。年内解散総選挙、消費税見送りの政府の方向性ということもプラスに働いた。目先好材料が相次いだだけに、ひとまずの高値と思われる。(株式評論家)
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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