4日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、カジノ関連株が売られる

2014年11月4日 18:08

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記事提供元:フィスコ


*18:08JST 4日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、カジノ関連株が売られる

4日の香港市場はもみ合い。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比70.31ポイント安(-0.29%)の23845.66ポイントと続落する半面、本土企業株で構成されるH株指数は67.54ポイント高(+0.63%)の10727.78ポイントと反発した。売買代金は708億4800万香港ドル(3日は642億7000万香港ドル)。

朝安の後に売り買いが交錯する流れ。中国の政策期待は支えになるものの、昨夜の米株安などが重しになった。ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ関連株が安い。金沙中国(1928/HK)が3.3%、銀河娯楽集団(27/HK)が2.8%ずつ下落した。今年10月の域内カジノ売上高について、前年同月比で23.2%減少したことが嫌気されている。香港系の不動産株も軟調に推移した。

一方、本土系の銘柄は物色された。直近で公表された中国の経済指標は総じて弱い結果となったため、当局が景気テコ入れに動くとの期待感が相場を支えた。李克強首相が3日、「中国は中高程度の経済成長率を持続する必要がある」と説明。腰を据えた政策に取り組む姿勢を強調したことも追い風。H株指数の構成銘柄では、ゼネコン株の上げが目立つ。

交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が9.0%高、鉄道建設の中国中鉄(390/HK)が4.3%高と買い進まれた。足元で大型インフラプロジェクトの始動が相次ぐなか、10月の建設業PMIが大幅に改善したことが手がかり。指数銘柄以外では、建材株や建機株が急伸した。《KO》

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