NEC、米クラウデラと協業 ビッグデータ処理の製品を開発

2014年10月14日 11:17

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 日本電気(NEC)は14日、大規模データを効率的に分散処理・管理するためのオープンソース・ミドルウェア「Apache Hadoop」のディストリビュータである米クラウデラ(Cloudera)と協業すると発表した。NECは、クラウデラの製品と連携したビッグデータ処理に最適な製品やサービスを開発するという。

 両社によると、今回の協業でNECは、サーバ、ソフトウェア、クラウドサービス、システムインテグレーション、トレーニングを、クラウデラの提供する製品、サポート、プロフェッショナルサービスと連携し、ビッグデータ処理に最適な製品やサービスを開発し販売する。

 ビッグデータを活用するシステム全体の設計・構築・運用・トレーニングや、クラウデラの専門技術者による「Apache Hadoop」に関する設計時のプロフェッショナルサポート、開発運用時の保守サポートも提供する。

 また、両社は今後共同で、信頼性の高いHadoopディストリビューション、生産性の向上を目的とする製品やサービスを提供することで「Apache Hadoop」を利用した企業システムの活用を支援するとしている。

 クラウデラは、「Apache Hadoop」の効率的な導入と安定稼動を実現するためのHadoopディストリビューション「Cloudera Enterprise」を提供している。

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