関連記事
6日の香港市場概況:上昇、政府業務の正常化などを好感
*18:16JST 6日の香港市場概況:上昇、政府業務の正常化などを好感
6日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比250.48ポイント高(+1.09%)の23315.04ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が61.19ポイント高(+0.59%)の10409.72ポイントと揃って続伸した。売買代金は725億7000万香港ドル(3日は962億香港ドル)。
朝安の後に買われる展開。香港の民主派団体「和平占中」による抗議行動に一段の混乱がみられないなか、投資家の不安心理がやや後退した。行政長官選挙の制度改革をめぐる民主派デモが続く香港で6日、政府庁舎の封鎖が一部解除され、政府職員は数日ぶりに職場に復帰。政府業務がほぼ正常化したことが買い安心感を誘った。また、中国の政策や香港内への資金流入に対する根強い期待感も支えとなり、指数は中盤以降、上げ幅を広げた。
ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ関連株が高い。金沙中国(1928/HK)が7.1%、銀河娯楽集団(27/HK)は6.6%ずつ値を上げている。香港デモの余波によりマカオ訪問客が減少するとの不安が強まるなか、両社株は先週に株価が低迷していた。
証券株も上げが目立つ。本土の中国銀河証券(6881/HK)が3.0%高、中信証券(6030/HK)が2.5%高、香港地場の国泰君安国際HD(1788/HK)が4.7%高、申銀万国(218/HK)が4.5%高で引けた。上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)開始が近づくなか、取引の活性化が期待されている。
香港交易所(香港証券取引所:388/HK)の李小加・最高経営責任者(CEO)は6日、「相互乗り入れ」について、取引スタートに向けた準備作業が「終盤に入った」と述べた。また、香港での民主派デモによる影響で開始が遅れるとの懸念が浮上していたことに関しては、「相互乗り入れ」の開始時期と民主派デモとの間に必然的な関係性はないとの見解を示している。香港交易所も2.9%上昇した。
本土と香港で重複上場するA/H格差の大きい銘柄も物色される。石油開発資材メーカーの山東墨龍石油機械(568/HK)が4.3%、変圧器メーカー大手の東北電気発展(42/HK)が3.4%、自動車部品の浙江世宝(1057/HK)が3.2%ずつ買い進まれた。「相互乗り入れ」の解禁後に、本土からの買いが入ると期待されている。《KO》
スポンサードリンク

