【銘柄フラッシュ】日本エアーテックなどが急伸し上場3日目の2銘柄は高値更新

2014年10月2日 17:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  2日は、東証1部の売買代金上位30銘柄がすべて値下がりし、欧州中央銀行の理事会を前にした欧州株の全面安やISM景況指数の鈍化を受けた米国株の大幅安、香港でのデモ継続、米国での「エボラ出血熱」感染確認による国際的な経済活動の萎縮も懸念され、日産自動車 <7201> は前後場ともジリ安基調のまま2.3%安、ソニー <6758> は3.3%安。

  一方、日本エアーテック <6291> はバイオハザード対応設備を手がけるとされて急伸し14.0%高、アゼアス <3161> (東2)は医療用防護服が言われて17.0%ストップ高。アスカネット <2438> (東マ)は株式分割を発表し急反発の10.5%高、ファーマフーズ <2929> (東マ)は新たな関節リウマチ薬に関する報道があったとされ28.6%ストップ高、日本プロセス <9651> (JQS)は第1四半期決算が好調で23.9%高の急伸となった。

  エアバス社との違約金減額が伝えられたスカイマーク <9204> は3.6%高、回転寿司のカッパ・クリエイトホールディングス <7421> はコロワイド <7616> による買収の観測を材料に後場も堅調で7.2%高、廉価食堂のハイデイ日高 <7611> は好業績株を選別買いとされて4.5%高の急反発、ラオックス <8202> (東2)は国慶節連休の中国人観光客に期待と出直りを強め6.3%。

  上場3日目のFFRI <3692> (東マ)は朝方に一時高値を更新した後に軟化したが、14時過ぎから盛り返して一段高となり14.9%ストップ高。同じくホットランド <3196> (東マ)も高値更新となり18.8%高。

  東証1部の値上がり率1位はアイロムホールディングス <2372> の25.4%高となり30日に臨床用iPS細胞に関する発表を行なったことを好感、2位はきちり <3082> の16.5%高となり9月条旬の自社株買い発表を継続材料に需給相場を強め16.5%高の連日高値、3位は前出・日本エアーテック <6291> の14.0%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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