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【どう見る日経平均株価】マーケット大荒れ、日経平均436円安、TOPIX40ポイント安
■株安続けば消費税10%は難しさ増す、NYダウ以上に政府、日銀の動きが注目
2日(木)のマーケットは大きく荒れた。日経平均株価は436円安の1万5646円まで下げ、TOPIXも40ポイント安の1278ポイントまで下げた。ただ、東証1部出来高は26.6億株、売買代金2.59兆円と膨らんだ。
前日のNYダウが、ニューヨークでエボラ出血熱患者がみつかり広がることを懸念して238ドルの急落となったことが響いた。また、前日に1ドル・110円台に進んだ円安が一転して108円台へ円高に触れ、輸出関連のトヨタ自動車などが大きく下げた。
日経平均、TOPIXとも25日線を割り込んだことで短期的には相場にヒビが入ったといえる。
今後は、(1)25日線を早い時期に奪回できるか、(2)再び、為替が1ドル・110円台に円安が進むかどうか、(3)政府、日銀の思いきった金融緩和があるかどうか~などが見所となるだろう。
短期間に25日線を奪回できれば相場の強さが改めて見直されることになる。為替も今度、110円台に乗せれば115~120円の声がでるだろう。とくに、今度の下げで政府、日銀が消費税10%のために昨年春並みの異次元金融緩和をやってくるかどうかは大きい注目点といえる。株安を放置すれば消費税10%は難しくなってくる。
NYダウの動向も重要だが、それ以上に政府、日銀の動きがポイントになってくる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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