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【木村隆のマーケット&銘柄観察】三越伊勢丹ホールディングスは訪日観光客の増加を取り込む
三越伊勢丹ホールディングス <3099> が中段持ち合い放れへ向かいそうだ。三越銀座店は2010年9月の増床・リモデル以降、好調を維持。2014年8月で19カ月連続のプラスを記録している。外国人客による押し上げ効果が大きい。今2015年3月期の第1四半期の免税売上げ構成比が7・6%まで高まってきている。さらに10月からの課税対象拡大(化粧品、食品も対象)で外国人の需要取り込みがさらに加速すると見られている。免税手続きが簡単で品揃えも豊富な百貨店のシェアが高まる見込みにある。
訪日外国人数の拡大基調も続くと予想されるため、銀座、新宿を中心に外国人客の需要取り込みが引き続き売り上げの押し上げ要因となろう。なお、銀座店では外国人客需要の更なる取り込みを狙い、2015年秋から8階1フロア(売場面積3300平方メートル、現在は家庭用品売場)を空港型免税店に転換する予定。日本空港ビルディング <9706> 、成田国際空港などとの合弁会社設立により、市中の免税店としては沖縄を除き初の空港型免税店が実現することとなった。
こうした展開力を評価して証券会社がレーティング最上位を継続していることも、同社への評価を高めそう。
駆け込み需要の反動減がけられない今2015年3月期は営業利益350億円(前期346億円)と踊り場となる見込みだ。しかし、2016年3期以降は収益貢献度の大きい伊勢丹新宿本店のリモデル効果継続や三越銀座店の続伸、仕入構造改革の進捗などをテコに営業増益基調が見込まれる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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