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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは安値圏ボックス展開から上放れの可能性
フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ <7501> (JQS)の株価は、540円~550円近辺のボックスレンジ下限から切り返し、9月1日と4日に566円まで上伸した。レンジ上限の7月末565円突破の動きだ。安値圏ボックス展開から上放れて強基調に転換の可能性があり、収益改善を期待して水準切り上げの展開だろう。
フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。20年東京夏季五輪開催に向けて登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりが追い風だ。
今期(14年11月期)業績(非連結)見通し(1月17日公表)は、売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字(前期は11百万円の赤字)、経常利益が43百万円の黒字(同2百万円の赤字)、純利益が28百万円の黒字(同16百万円の赤字)、そして配当予想は前期と同額の年間12円(期末一括)としている。
第2四半期累計(13年12月~14年5月)は前年同期比5.6%増収と順調だった。フィッシング事業は大雪の影響などで同1.0%減収とやや低調だったが、アウトドア事業が営業強化策なども奏功して同10.1%増収と好調で全体をけん引した。利益面では一部製品の値下げ販売の影響や法人税等調整額の影響を受けたが、増収効果で損益が改善し、営業利益が14百万円、経常利益が18百万円、純利益が5百万円となり、いずれも黒字化した。通期ベースでも収益改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、安値圏ボックス展開から上放れの動きを強めている。7月28日と29日の565円から反落し、8月19日に529円まで調整する場面があったが、終値ベースでは540円~550円近辺を維持した。その後はボックスレンジ下限から切り返しの展開となり、9月1日と4日に566円まで上伸してレンジ上限の7月末565円突破の動きを強めている。
9月4日の終値561円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円95銭で算出)は56倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.1%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS2358円41銭で算出)は0.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して上伸した。また週足チャートで見ると戻りを押さえていた26週移動平均線を突破し、13週移動平均線が上向きに転じてきた。ボックスレンジから上放れて強基調に転換の可能性があり、収益改善を期待して水準切り上げの展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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