19日の中国本土市場概況:上海総合は3日連続で年初来高値を更新

2014年8月19日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 19日の中国本土市場概況:上海総合は3日連続で年初来高値を更新

19日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比5.86ポイント高(+0.26%)の2245.33と3営業日続伸、深セン成分指数は同2.61ポイント安(-0.03%)の8043.25と3営業日ぶりに反落した。

上海総合指数は上下にもみ合ったが、結局プラス圏で取引を終了。3営業日連続で年初来高値を更新した。短期的な過熱感からの利益確定売り圧力も強まったが、香港との株式相互取引をにらんだ資金流入期待が根強かった。また、習近平国家主席が各種改革を断行する方針を示したことが支援材料。後場には中国石油化工(600028/CH)など石油株が急速に買い戻され、指数を押し上げた。

中国石油化工を巡っては、前場は政府による石油製品価格の引き下げが株価の重しとなっていた。一方、後場に入ると、同社が民間資本などの受け入れを予定している石油製品販売事業について、出資を検討している企業のリストが伝わった。報道によると、テンセントや中国人寿保険といった国内大手企業のほか、外資ではカナダのアリマンタシォン・クシュタールなどの名前が挙がっている。入札の期限は今月末の予定という。

セクター別では、新華伝媒(600825/CH)などメディア関連が大幅高。習近平国家主席は18日の会議で、「新型メディア」の発展を後押しする方針を表明。伝統的なメディアとの融合を進め、発信力と影響力を持つ「新型メディア集団」を形成すると述べた。半面、銀行や証券など金融株が総じて軟調。特に足元で大きく上昇していた証券株には下げが目立った。《KO》

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