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一気に夏休みモードだが、JPX400銘柄は底堅いか/ランチタイムコメント
*12:07JST 一気に夏休みモードだが、JPX400銘柄は底堅いか
日経平均は大幅に下落。455.49円安の14776.88円(出来高概算14億3000万株)で前場の取引を終えた。地政学リスクへの高まりによる米株安や円高の流れを受け、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から15100円を割り込んで始まった。その後はやや下げ渋りをみせるなか、オバマ米大統領は、米時間午後9時半、日本時間午前10時半にイラクに対して声明を発表。イラクでイスラム過激派により山頂に追い詰められている宗教的少数派住民4万人の支援に向け、イラクへの限定的な空爆を承認した。
これをキッカケに15000円を割り込むと、その後も先物主導で下げ幅を広げる展開に。インデックスに絡んだ売りから主力大型株が軒並み値を下げるなか、ミクシィ<2121>が下げに転じるなど、個人主体による中小型株なども下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超え、ほぼ全面安商状に。セクターでは33業種全てが下げる中、非鉄金属の下落率は5%を超えている。
日経平均は一目均衡表の雲上限での底堅さを見極める展開が意識されていたが、まさかの雲下限での攻防になった。週足では13週線のほか26週線も割り込んできており、雲上限を割り込むなど、一気にトレンドが悪化してしまった。決算発表が集中するほか、週末要因、来週はお盆休みとなるなか、リバウンドは期待しづらいところであろう。
また、日銀の金融政策決定会合次第では、下げ渋りも意識されそうだが、ここまで地合いが悪化してしまうと、リバウンドは限られよう。とはいえ、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)への思惑から、JPX日経インデックス400に組み入れられた銘柄などへの押し目買い意欲は強いだろう。(村瀬智一)《FA》
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