(中国)景気減速に歯止めか、複数証券が通年のGDP予想を上方修正

2014年7月17日 09:15

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記事提供元:フィスコ


*09:16JST (中国)景気減速に歯止めか、複数証券が通年のGDP予想を上方修正
中国国家統計局が16日に発表した4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比7.5%となり、前の期の7.4%からやや加速。市場予想の7.4%も小幅に上回った。市場では、中国政府による景気対策を受け、経済の減速に歯止めがかかったとの見方が多い。JPモルガン・チェース(JPM)やオーストラリア・ニュージランド銀行(ANZ)などが通年の成長予想を上方修正している。

JPMでは、通年の成長見通しを7.2%から7.3%に引き上げた。6月の経済指標は全般に市場予想を上振れたとし、今後もこの流れが続くと予測している。ANZは7.2%から7.5%へと上方修正。下期には固定資産投資の伸びが18.0%に加速し、成長をけん引するとみている。

一方、景気には底打ち感が出始めたものの、中国政府は今後も小型の景気対策や対象を絞った金融緩和を継続する見通しだ。李克強首相は16日の国務院(内閣に相当)常務会議で、通年の成長目標(7.5%前後)は必ず達成しなければならないと発言している。なお、上期のGDP成長率は7.4%だった。《NT》

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