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新ジャンルを確立したスズキの「ハスラー」が人気
*15:24JST 新ジャンルを確立したスズキの「ハスラー」が人気
「遊べる軽」がキャッチフレーズのスズキ<7269>の新型軽自動車「ハスラー」が好調だ。1月の発売以降の累計販売台数は月販目標の約3割増のペースで伸びているという。
「ハスラー」は、ワゴンの広い室内空間にスポーツ用多目的車(SUV)の走行性能を融合(クロスオーバー)させた新ジャンルと呼ばれるもので、カラフルで個性的なデザインと実用性の高さの両立が人気となっている。
室内の広さや燃費性能に定評がある主力の「ワゴンR」をベースにして、そこにSUVの性能を加えることで、完成度と開発期間の短縮を図りデザインなどに力を入れた。ひと目で「スズキ」と分かる見た目にこだわり、丸い特徴的なヘッドランプは「ジムニー」、フェンダー(泥よけ)やテールランプは「エスクード」というように同社を代表するSUVのデザインをちりばめた。車体の色は鮮やかなオレンジやピンクなど11種類で、軽自動車で初となる雪やぬかるみで片側のタイヤが空回りした時、反対側のタイヤに動力を集中させる「グリップコントール」や、下り坂でブレーキ操作をしなくても自動で時速約7キロで坂を下る「ヒルディッセントコントロール」という機能も採用したほか、釣りやキャンプ、サーフィン、スキー・スノーボードなどアウトドアのレジャー用のオプションアクセサリーを多く揃えている。
4月の消費税増税から3カ月が経過し、6月度の新車販売台数は前年同月比3.8%増の45.2万台と3カ月ぶりに回復傾向を示している。維持費が安い軽自動車はもともと国内新車販売の約4割を占める。
また、日本経済新聞社調べによる今年夏のボーナスは昨年夏に比べ8.48%の増加となった。このような追い風のもと、「遊び心」をくすぐることで、原油高を跳ね返し、2015年の軽自動車税増税前に、車離れに拍車のかかる若年層を取り込み、より一層のシェア拡大につなげることができるのか注目したい。《YU》
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