「これまでに心に響いたアドバイス」上司からが最多

2014年7月6日 16:04

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 エン・ジャパン株式会社<4849>は、運営するサイト内で利用者1,530名を対象に、「心に響いたアドバイス」についてアンケートを行った。

 「最も『心に響いた!』と感じたアドバイスは、誰からもらったものですか? 」の問いに対し、一位は「上司」で23%。次いで、「家族・先輩」が18%。「友人」が14%。「先生」が12%。「恋人」が6%。「特になし」が1%。「その他」が9%という結果になった。

 アドバイスの内容について自由記述で尋ねた。

 上司からは、「あなたに越えられない壁はおとずれない。必ず乗り越えられるし、乗り越えたあなたはもっと素敵な大人になっているはず(28歳・困難の連続に参っていたとき)」。「そうやって悩むことが、お客さまのことを真剣に考えているということだ。頑張っている姿をみんな知っているから、自信持ってやりなさい(21歳・他人と比較して落ち込んでいたとき)」、「絵が上手いのは武器になるのだから、積極的にアピールするといいよ(23歳・意見を言えず引っ込み思案で悩んでいたとき)」等。

 先輩からは、「○○のおかげで、こういう時にはこうすればいいんだと教訓ができた。失敗したことは悔しいと思うけど、気を落とさず勉強代と思えばいい。これからも挑戦していこうな!(29歳・ミスをしてしまったとき)」、「何かを始めるのは簡単だし、辞めることも簡単。一番難しい事は、続けることだ(33歳・大学の部活動で悩んでいたとき)」。

 家族からは、「嫌いと思うから相手に嫌われる。好きだと思えば相手に好かれる。(21歳・小学生時代クラスメイトとの関係に悩んで)」、「今が一番若い。どんな時も、今が1番若いのだから、何をするにも遅いことはない。自分の心に従って後悔しない決断を(22歳・就職活動中に進路で悩んでいたとき)」

 いずれのアドバイスも、具体的な解決策というよりは、本人のやる気や頑張りを承認したり、励ましたりといった抽象的なものが多い。アドバイスを与える側としては、とかく実際的に役に立つことをと言わなくてはと考えてしまいがちであるが、日ごろから当人の努力を認めているといった支持的なアドバイスもまた有効なようである。(編集担当:堺不二子)

■関連記事
本当に求められる上司は「半沢直樹」よりも「池上彰」?
五月病とうつ病はどう違う? 憂鬱なこの時期を乗り切るには
部下への不満、1位は「責任感がない」
「会社の飲み会に参加したくない理由」 最多は「長時間拘束」
ビジネスパーソンの9割以上が、職場に不満「ある」

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事