前場に注目すべき3つのポイント~第二のミクシィを探る動きが活発化しやすい

2014年6月19日 08:27

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記事提供元:フィスコ


*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~第二のミクシィを探る動きが活発化しやすい

19日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:中小型株相場が本格化、第二のミクシィを探る流れ
■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の買い越し
■前場の注目材料:政府はマイナンバーを医療分野にも活用する方針と伝わる

■中小型株相場が本格化、第二のミクシィを探る流れ

☆日経225想定レンジ:上限15250円-下限15100円

19日の東京市場は堅調な展開が期待される。18日の米国市場では、注目された連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表をきっかけに上昇する展開となり、S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大証比35円高の15155円であり、高値で15210円だった。この流れを受けて、日経平均は9日に付けた戻り高値15206.57円を意識した展開になりそうだ。

ただし、米国では半導体関連が軟調だったほか、円相場は1ドル101円90銭辺りとやや円高に振れて推移している。NY原油先物相場は下落しているが、イラク情勢など地政学リスクへの警戒もあり、輸出関連なども手掛けづらそうである。そのため日経平均は直近戻り高値水準での攻防といったところか。

一方、中小型株物色が活発である。18日は前日のミクシィ<2121>に続き、サイバダイン<7779>が全市場で売買代金トップとなった。個人投資家主体というより、ヘッジファンドなどの資金が流入しているとみられている。海外勢の資金なども観測されるなか、中小型株が物色の中心になりそうである。また、ミクシィやサイバダインの上昇による好循環によって、藤倉ゴム<5121>、日本マイクロニクス<6871>など電池関連への波及もみられている。

ロボット、バイオ、ゲーム、電池などの循環がみられるなか、医療介護総合推進法が成立したほか、電線の地中化を促す新法を制定する検討、米アマゾンによる3Dスマートフォン発表、カジノ法案の継続審議など、材料が豊富ななか、第二のミクシィを探る動きが活発化しやすく、短期筋の値幅取り狙いの資金集中を見極めたいところであろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り730万株、買い890万株、差し引き160万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月12日(木):60万株の買い越し
6月13日(金):10万株の売り越し
6月16日(月):280万株の買い越し
6月17日(火):240万株の売り越し
6月18日(水):10万株の買い越し

■前場の注目材料

・中小型株物色は活発、第二のミクシィ<2121>を探る動きへ
・政府、電柱新設を禁止で地中化へ新法検討
・米アマゾン、自社製スマートフォン「ファイアーフォン」を発表

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 前週分対外対内証券売買
10:30 森本日銀審議委員が講演(秋田)《KO》

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