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NY原油:続落で106.36ドル、高値警戒感や在庫統計前の調整で売り先行
記事提供元:フィスコ
*07:04JST NY原油:続落で106.36ドル、高値警戒感や在庫統計前の調整で売り先行
NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:106.36 ↓0.54)。107.18ドルを高値に、106.11ドルまで下落した。イラク情勢の緊迫化による供給不安から買いが出たとみられるが、107ドル台では高値警戒ムードがあるといわれ、伸び悩む形になったもよう。国際エネルギー機関(IEA)は17日に中期石油市場報告を公表し、「イラクの原油生産能力が今後拡大する見通しは、実現が次第に危ぶまれている」と指摘した。
その後は、日本時間18日夜に予定される米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)の発表を控え、持ち高調整的な売りが優勢になったとみられる。また、この日発表された米国の5月住宅着工件数、住宅建設許可件数がともに大きく下振れとなっており、売りが広がる過程で改めて材料視された可能性もある。《KO》
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