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利食い優勢もイベント通過で成長戦略への期待へ/東京株オープニングコメント
*08:11JST 利食い優勢もイベント通過で成長戦略への期待へ
13日の東京市場は利食い優勢の展開になりそうだ。12日の米国市場ではNYダウが連日で100ドル超の下落となった。小売売上高が予想を下回ったほか、イラク情勢に対する地政学リスクの高まりも嫌気された。シカゴ日経225先物清算値(9月限)は大阪比145円安の14845円となり、これにサヤ寄せする格好から日経平均はギャップ・ダウンから始まることになろう。リスク回避の流れから円相場は1ドル101円70銭辺りと円高に振れて推移していることも、手掛けづらくさせる。
一方、売り一巡後は底堅さが意識される可能性もある。先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が通過するほか、日銀の金融政策決定会合については現状維持との見方であり、ノーサプライズは織り込み済みである。イベントが通過することで市場の関心は6月中に発表を控えている成長戦略に向かうなか、押し目拾いのスタンスになる。金融政策決定会合の結果を受けて売り仕掛け的な流れをみせたとしても、買い戻しを迫られる可能性がありそうだ。
また、米国市場では取引終了後に米半導体大手インテルが4-6月期の業績見通しを発表。予想レンジの中心値は市場予想を上回っており、時間外取引で大幅に上昇している。米アマゾン・ドット・コムは来週に新製品の発表を控えており、3Dスマホへの思惑が高まっているなど、ハイテクセクターへの押し目買いを意識させてくる可能性がある。
そのほか、日経平均は15000円を下回る水準でのこう着となろうが、個人主体の中小型株物色の循環が続いており、テーマ銘柄などへの資金流入が期待される。成長戦略への期待感が次第に高まるなか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革への期待から高ROE銘柄への関心も集まりやすい。ただ、サッカーFIFAワールドカップ、ブラジル大会が開幕したことにより、商いが細る可能性はありそうだが。《TN》
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