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【木村隆のマーケット&銘柄観察】N・フィールドは待機患者に対応し、拠点拡大を積極化
N・フィールド<6077>(東マ)が出直り色を鮮明にしてきた。5月9日に今2014年12月期の6月中間決算を上方修正した。売上げを12億2800万円から12億4700万円(前年同期8億700万円)、営業利益を5100万円から9200万円(同5700万円)へ、それぞれ増額した。
第1四半期に新規拠点を21拠点(事業所3拠点、営業所18拠点)開設したが、その開設費用が想定より低く抑えることができたこと、拠点数拡大により訪問効率(移動効率)が向上したことなどが増額の背景。
ただ、下半期は当初計画に追加する形での新規拠点開設及び人員の前倒し採用を実施するめ、通期の売上げ28億2100万円(前期比49.5%増)、営業利益3億3100万円(同61.8%増)を据え置いた。ここらあたりが見直し人気拡大への足かせとなったようだ。
同社は、精神疾患を抱える患者に特化した訪問看護や訪問介護などの在宅サービスを展開している。現在、多くの地域において、訪問看護の利用を希望する障がいを持つ患者が待機状態にある。そのため、同社は訪問看護(供給力)を一層増加させることで、患者の在宅療養のインフラとして高品質のサービスを提供する方針。
ここへきての拠点拡大においては待機患者の存在が確認されている。従って、従来のような利用者を獲得しながらの拠点開設と異なり、現状、遠方の拠点から対応しているエリアでの開設となるため、むしろ効率が改善、収益貢献のタイミングも早いと推定される。
アナリスト筋では今期業績の増額を想定する声が強くなっている。見直し人気の再燃は十分に想定の範囲内である。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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