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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ダルトンは粉体機械などサブ事業の強化に取り組む
ダルトン<7432>(JQS)に見直し買いの動きが出てきた。PBRが0.5倍、PERも9.3倍と投資指標の出遅れが目立ち、全体相場のかさ上げが進む中で押し目買いの機運が強まっているようだ。
今2014年9月期の3月中間決算は売上げ95億4100万円(前年同期比12.9%増)、営業利益6億6700万円(同149.7%増)と大幅増収益を達成した。主要事業の施設機器が順調に推移している。研究開発関連予算の増加や医薬・食品・化学業界を中心としたソリューション営業の展開、さらにはメンテナンス体制の拡充などが奏功している。
通期の売上げ181億円(前期比19.4%増)、営業利益5億円(同488.2%増)については据え置かれている。中間決算の営業利益は6億6700万円と、通期の見通しを上回っているが、季節的に下期は赤字となることが多い季節的な要因を織り込んだもの。
中期的には、コアである科学研究施設分野の利益率向上、安定成長とサブ事業である粉体機械分野の売上げ拡大、育成強化に取り組んでいく。
原材料をさまざまなニーズに合わせて加工する粉体機械部門は、大手製薬会社や自動車メーカーをはじめ、さまざまな産業に導入されている。研究関連にも強いトータルサポート体制で、錠剤・顆粒状(胃薬等)などの医薬品やサプリメント、廃棄物を利用して作られる有機肥料茶葉やフリーズドライなどの食品、乳液・口紅・ファンデーションなどの化粧品へと加工用途は拡大の方向が予想される。
そうした中期的な展開力を踏まえると、時価の割安さは一段と強まってくる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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