【木村隆のマーケット&銘柄観察】フィックスターズはストレージに注力し二本柱態勢確立へ

2014年5月1日 12:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 フィックスターズ<3687>(東マ)は4月23日に新規上場された。上場当日は公募価格3450円に対し初値は9040円と、公募価格の2.6倍に達する爆発的な好スタートを切った。しかも、翌日には高値1万1800円まで買い進まれるなど、人気がさらに高揚、そうした反動などもあり、その後は調整色が強いが、売り一巡後の反転相場に焦点を合わせたい。

 同社は独自の高速化ソリューションエム・キューブを軸に、金融機関のコンピュータシステムや、産業・医療分野で用いられる画像検査装置の処理を高速化するサービスを提供している。

 今2014年9月期の第1四半期は売上げ6億5700万円(前年同期は未公表)、営業利益1憶4200万円(同)を確保。9月通期では、売上げ27億9400万円(前期比61.9%増)、営業利益4億800万円(同61.2%増)の大幅増収益が想定されている。

 ソフトウェア・サービス事業では医療・検査機器向けの組込みソフトウェア開発分野で引き続き営業を伸ばしているほか、車載分野の画像処理等のソフトウェア開発プロジェクトも拡大。金融分野においては、リスク評価などの重要性の高まりを背景に継続的な受注をしている。

 今後はストレージ(データやプログラムを記憶する装置)向け入出力高速化技術を、最新の製品へ適用しサポートすることにより、顧客の製品やシステム性能の向上を実現していく。ストレージ市場における主要なデバイスが、ハードディスクを利用したものからフラッシュメモリを使用したものへと変化しつつあることから、フラッシュメモリを制御するソフトウェア開発にも注力している。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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