【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは調整最終局面で反発のタイミング

2014年4月28日 09:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発のキーウェアソリューションズ <3799> (東2)の株価は軟調展開が続いたが、急騰した13年9月高値からほぼ4分の1水準であり、調整のほぼ最終局面だろう。3月13日に発表した前期(14年3月期)業績減額修正も織り込んだ水準であり、一旦は反発のタイミングだろう。なお5月14日に決算発表を予定している。

  システム受託開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、経営とITの総合コンサルティング事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開している。筆頭株主のNEC <6701> との連携によって医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERP関連やセキュリティ関連も強化している。

  前期(14年3月期)連結業績見通し(3月13日に減額修正)は売上高が前々期比4.1%増の170億円、営業利益が同40.3%減の3億20百万円、経常利益が同42.8%減の3億円、純利益が同52.0%減の2億80百万円としている。不採算プロジェクト発生によって外注費が増加し、営業増益見通しから一転して営業減益見通しとなった。ただし今期(15年3月期)は、不採算プロジェクトの影響が一巡して営業損益改善が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、2月4日の610円から2月27日の989円まで一旦は反発したが買いが続かず、さらに3月13日発表の前期業績見通し減額修正も嫌気して水準を切り下げた。4月11日には561円まで調整する場面があった。ただし足元では下げ渋り感も強めている。業績見通し減額修正を織り込んで調整のほぼ最終局面だろう。

  4月25日の終値577円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS33円79銭で算出)は17倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.7%近辺、そして実績PBR(前々期実績の連結BPS679円20銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、急騰した13年9月高値からほぼ4分の1水準となった。上値にシコリ感を残しているとはいえ、調整のほぼ最終局面で一旦は反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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