ここまでは自律反発の域【クロージング】

2014年4月18日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST ここまでは自律反発の域【クロージング】

18日の日経平均は反発となり、98.74円高の14516.27円(出来高概算12億3000万株)で取引を終えた。終値での14500円回復は8日以来8営業日ぶり。また、売買代金は1.1兆円となり、出来高とともに今年最低だった。海外市場はグッドフライデーの祝日で休場となることで海外資金の流入は限られていたが、財務相によるGPIFに絡んだ発言などが売り込みづらくさせており、日経平均は14500円を挟んでの底堅い値動きだった。

今週はソフトバンク<9984>がリード役となったが、週後半は強弱感対立でトレンドは掴みづらかったものの、小幅ながらも続伸となるなど、地合いの強さを窺わせた。今週の日経平均は今年2番目の上げ幅を交えたリバウンドにより、心理的な抵抗線として意識される25日線を捉えている。まずは、目先的な達成感につながってもおかしくない水準であり、今後本格化する決算などを手掛かりにリバウンド基調に向かうかを見極めることになろう。《KO》

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