【株式市場】米消費者物価指数などの発表を控え日経平均ダレるが好決算株は強い

2014年4月15日 15:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万3996円81銭(86円65銭高)、TOPIXは1136.09ポイント(3.33ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億4982万株

  15日後場の東京株式市場は、今夜、米国の消費者物価指数などの発表があるため手控える様子があり、日経平均は13時前に一段上値を試す場面があったものの、大引けにかけてはダレ模様。ただ、13時半に業績予想や配当予想を増額修正した大林組 <1802> 、大林道路 <1896> は急動意となって上値を追い、昨日2月決算を発表したガリバーインターナショナル <7599> や松屋 <8237> は値上がり率上位のまま堅調。

  ウエルシアホールディングス <3141> はイオン <8267> グループ入りなどを材料に一段高となり急伸戻り高値。金やニッケル高を材料に住友金属鉱山 <5713> も高く、提携を材料に省電舎 <1711> (東マ)とエナリス <6079> (東マ)が堅調。タケダ機械 <6150> (JQS)は決算発表を好感してストップ高。

  東証1部の出来高概算は17億4982万株、売買代金は1兆5682億円。1部上場1803銘柄のうち、値上がり銘柄数は946(前引けは1101)銘柄、値下がり銘柄数は676(前引けは545)銘柄。

  また、東証33業種別指数は19業種(前引けは21業種)が高くなり、値上がり率上位は情報・通信、鉄鋼、パルプ・紙、食料品、ガラス・土石、水産・農林、銀行、ゴム製品、化学、空運、繊維製品、など。一方、値下がり率上位は海運、その他金融、鉱業、電力・ガス、サービス、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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