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キャリアリンク 民間BPO案件の本格稼動や派遣法改正を背景に今期は2ケタ増収増益へ
*11:53JST キャリアリンク---民間BPO案件の本格稼動や派遣法改正を背景に今期は2ケタ増収増益へ
キャリアリンク<6070>は14日、2014年2月期決算を発表した。単独業績は、売上高が前期比35.2%減の115.98億円、営業利益が同71.2%減の2.97億円、経常利益が同71.2%減の2.82億円、純利益が同71.3%減の1.61億円で着地した。
売上高については、前期の好業績に寄与した官公庁向けの業務プロセスアウトソーシング(BPO)大型案件が終了したことに加えて、民間企業向けBPO追加案件の業務開始が次期にずれ込んだことなどが影響した。利益面では、販管費の削減等に努めたが、売上面の影響が大きかった。
2015年2月期は、BPO関連事業では、開始時期がずれ込んだ民間BPO追加案件の本格稼動と稼働中の民間BPO案件の順調推移に加えて、新規案件の受注増加を見込む。また、景気回復に伴い雇用情勢の改善が期待されることに加えて、2015年春に改正労働者派遣法の施行が予定されていることなどから、派遣受け入れ企業のマインドが好転することが予想され、一般事務事業及び製造技術系事業は伸張すると予想している。
2015年2月期の業績予想は、売上高が前期比10.8%増の128.56億円、営業利益が同20.1%増の3.56億円、経常利益が同20.5%増の3.40億円、純利益が同25.3%増の2.02億円と2ケタの増収増益を見込んでいる。
同社は、人材派遣・紹介予定派遣・人材紹介・業務請負を展開する総合人材サービス企業である。BPO事業や、コンタクトセンター・コールセンターなどCRM事業に強み。「日本一親身な人材サービスカンパニー」を標榜しており、求職者にマッチした適職の提供や、顧客企業の課題解決・業務効率化に直結する人材の供給や業務の請負を目指している。《FA》
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