膠着の住友林業、大量の空売り抱え、材料次第で上下に変動

2014年4月14日 15:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 住友林業<1911>(東1・売買単位100株)は1040円前後でモミ合い。上に行くか、あるいは下押すか、微妙な局面といえる。

 3月29日に30日線を上抜いているため、一応、強い展開と見ることはできるのだが、いっこうに伸び切れないため上値に対する重さも否定できない。

 2014年3月期は好調だが、消費税の影響で2015年3月期がどうなるかを見極めたい心理が強いようである。

 空売り残がそうとう高水準に積み上がっている点も注目される。買方に力があれば、売方の買い戻しを誘うこともできるが、今のところその動きはないようだ。

 一方の売方もこれ以上の売り攻勢はためらっているようだ。

 上に行くにも下げるにもきっかけとなる材料の欲しいところといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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