日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は49円安、米国株安を受けて売り先行

2014年4月14日 09:32

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記事提供元:フィスコ


*09:32JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は49円安、米国株安を受けて売り先行

【日経平均は続落スタート、米国株安を受けて売り先行】

9時31分現在の日経平均株価は、13910.20円(前日比-49.85円)で推移。日経平均は続落で始まっている。先週末11日の米国市場ではJPモルガンの予想を下回る決算が嫌気されたほか、引き続きネット関連などモメンタム・ストックの下げが続いており、ダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円安の13900円となり、これにサヤ寄せする格好から始まった。

売買代金上位では、売り先行で始まったソフトバンク<9984>がプラスに転じているほか、トヨタ自<7203>、クルーズ<2138>、三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>、マツダ<7261>、武田薬品<4502>、富士重<7270>などが堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、シャープ<6753>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>、アステラス薬<4503>、日産自<7201>などが軟調。ソフトバンクとKDDIの上昇に対して、ファーストリテ、ファナックの下げにより、日経平均は小康状態にも。

セクターでは、輸送用機器、石油・石炭、情報・通信、陸運などが小じっかり。半面、その他金融、小売、鉱業、証券、鉄鋼、海運、ゴム製品、ガラス・土石、不動産などが冴えない。

【ドル・円は101円49銭付近、ある程度の株安は想定の範囲内】

ドル・円は101円49銭付近で推移。日経平均株価は小幅安となっているが、この程度の下げは想定の範囲内との声が聞かれている。101円20浅付近には顧客筋などのドル買いオーダーが残されており、日経平均株価の下げ幅が縮小し、反発に転じた場合、リスク回避的な円買いは縮小し、ドル・円は102円付近まで戻す可能性は残されている。

9時31分時点のドル・円は101円49銭、ユーロ・円は140円51銭、ポンド・円は169円76銭、豪ドル・円は95円43銭付近で推移している。《KO》

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