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【高配当特集】イワキは5月中間期末に向けて3%近辺の配当利回り
■イワキ<8095>(東1)
医薬品・医薬品原料商社のイワキ<8095>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて水準を切り下げたが、足元では調整が一巡して出直りの動きを強めている。ジェネリック医薬品市場の拡大が追い風であり、指標面の割安感も支援材料となる。5月中間期末に向けて3%近辺の配当利回りが注目されそうだ。
1914年創業の医薬品商社である。医薬品事業(医療用・一般用・動物用医薬品の製造・販売、調剤薬局経営など)、医薬品原料・香粧品原料事業(医薬品・香粧品原料の製造・販売、化粧品のOEM製造など)、化成品事業(電子工業用薬品・表面処理用薬品・化成品などの製造・販売)、食品原料・機能性食品事業(食品原料の製造・販売、サプリメントのOEM製造など)、その他事業(医療機器の販売、化粧品の製造・販売など)を展開している。
全国の医薬品卸・医療機関・ドラッグストアなどに医薬品や機能性食品などを供給する卸売機能、国内外のメーカーなどを開拓して輸出入する商社機能、そしてグループ内に岩城製薬(ジェネリック医薬品・医薬品原料、医療機関向け化粧品などの製造)やメルテックス(表面処理薬品などの製造)というメーカー機能を併せ持つことが強みだ。
事業基盤強化と収益拡大に向けて卸売・商社・メーカー機能を連携し、医薬品事業の収益改善、ドラッグストア向けPB商品の提案強化、医薬品原料事業のシェア拡大、岩城製薬の能力増強と製造コスト低減、メルテックスの海外展開強化などを推進している。ジェネリック医薬品・原料関連の市場は拡大基調であり、中期的に収益拡大が期待される。
今期(14年11月期)の連結業績見通し(1月14日公表)は、売上高が前期比1.0%増の530億円、営業利益が同0.8%減の10億円、経常利益が同4.7%減の11億円、純利益が同13.9%減の6億50百万円としている。14年4月の薬価改定の影響などで営業利益は横ばい見通しとしているが、医薬品事業ではジェネリック医薬品や自社企画PB商品が好調に推移して数量増効果が期待され、前期低調だった化成品事業では新製品拡販も寄与して営業損益改善が期待される。会社見通しはやや保守的だろう。
株価の動きを見ると、全般地合い悪化の影響で2月以降はやや軟調展開となり、概ね190円~210円近辺で推移している。3月20日には直近安値となる187円を付けた。しかし2月安値175円水準まで下押すことなく反発し、足元では200円近辺まで戻している。4月2日には204円まで上伸する場面があった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。
4月11終値192円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円24銭で算出)は9.97倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.12%、実績PBR(前期実績の連結BPS499円78銭で算出)は3.84倍である。日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。強基調へ転換した可能性があるだろう。指標面には割安感が強いだけに、週足チャートで戻りを押さえている13週移動平均線を突破すれば出直りの動きに弾みがつきそうだ。
・コード:8095 ・市場:東証1部 ・売買単位:1000株 ・決算期:11月 ・株価:192円(4月11日) ・配当:年間6円(5月末3円、11月末3円) ・1単位投資金額:192円×1000株=19万2000円 ・1単位投資利回り:6円×1000=6000円 6000円÷19万2000円=3.12% (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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