関連記事
11日の香港市場概況:4日ぶり反落、利益確定売り優勢で一時23000割れ
*17:31JST 11日の香港市場概況:4日ぶり反落、利益確定売り優勢で一時23000割れ
11日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4営業日ぶり反落となり、前日比183.32ポイント安(-0.79%)の23003.64で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同192.89ポイント安(-1.85%)の10228.42、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同16.39ポイント安(-0.37%)の4357.87だった。
ハンセン指数は朝方に一時小高くなる場面も。香港・上海市場間の相互取引解禁を手掛かりとした買いが一部で継続した。ただ、前日の米国株安が嫌気されたほか、足元の相場上昇を受けた利益確定売りが先行。翌週に中国で1-3月期の国内総生産(GDP)が発表されることも慎重ムードにつながり、指数は節目の23000を割り込む場面もあった。とはいえ、この水準では下げ渋り、終値では辛うじて大台を維持した。なお、この日発表された中国の3月物価統計はおおむね市場予想と一致した。
ハンセン指数の構成銘柄では、中国平安保険(02318/HK)、中国人寿保険(02628/HK)がそれぞれ4.95%、5.27%値を落とした。これらのAH重複上場銘柄は、上海A株よりも香港H株の方が割高となっており、相互取引解禁による株価のサヤ寄せが警戒された。また、前日に大きく上昇したテンセント(00700/HK)も6.75%安と大幅に反落した。
半面、香港証券取引所(00388/HK)が11.54%高と急伸。前日は取引を一時停止していたため、上海との相互取引をはやした買いがあらためて入った。また、AIAグループ(01299/HK)が3.12%値上がりした。寄り付き前に発表した第1四半期決算では、新契約価値が前年同期比22%増と堅調で、市場予想を上回る伸びを示した。
ハンセン銘柄以外では、東北電気発展(00042/HK)が10.53%下落。2014年1-3月期決算で赤字を計上する見通しを発表している。このほか、AH重複上場銘柄として前日に急騰したことから、利食い売りが広がった。一方、第一上海投資(00227/HK)が17.86%上昇するなど、証券セクターの一角にも買いが継続した。《KO》
スポンサードリンク

