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ナガイレーベ 上期は過去最高の売上高・営業利益を5期連続で達成
*08:33JST ナガイレーベ---上期は過去最高の売上高・営業利益を5期連続で達成
メディカルウェア(医療用白衣)販売のナガイレーベン<7447>は3日、2014年8月期の第2四半期累計(2013年9月-2014年2月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増の67.75億円、営業利益が同3.3%増の18.31億円、経常利益が同10.7%減の19.25億円、純利益が同4.3%減の12.64億円となった。
主力のヘルスケアウェア、周辺市場の手術ウェア、患者ウェアが高機能性商品群を中心に好調だったことに加えて、中日本・西日本のシェアアップによって、上期ベースで5期連続で過去最高の売上高・営業利益を達成した。経常利益・純利益については為替差益の減少(前年同期の3.55億円から0.56億円)の影響が大きい。
下期に向けて、引き続きヘルスケアウェアで高付加価値商品を柱としてラインナップの充実を図るとともに、中日本・西日本での積極的な販促活動を通じたシェアアップを推進していく。
通期業績予想は昨年10月に発表した期初計画を据え置いている。売上高が前期比2.4%増の160.00億円、営業利益が同0.1%増の48.80億円、経常利益が同9.1%減の49.23億円、純利益が同2.8%減の30.30億円を見込んでいる。経常利益で9.1%の減益を見込んでいるが、今上期時点で発生している為替差益56百万円が、前通期では500百万円発生したことが要因。当期純利益は、前通期に特別損失332百万円が発生したため、経常利益に対しては減益率は低くなっている。なお、為替損益と今通期計上される固定資産売却益(旧本社)114百万円は計画値に含まれていない。
同社は、医療・介護関係者向けメディカルウェアの企画・製造・販売を手掛ける。医療用白衣で国内シェア60%超とトップ。メディカルシューズは外部から仕入れて販売している。著名ファッションデザイナーのDCブランド商品や高機能商品など高付加価値製品も取り扱う。《FA》
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