ショートポジションの積み上がりを見極め【クロージング】

2014年4月10日 16:40

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:41JST ショートポジションの積み上がりを見極め【クロージング】

10日の日経平均は小反発となり、0.43円高の14300.12円(出来高概算19億株)で取引を終えている。米株高や為替の円安を手掛かりに朝方こそ14500円を回復する局面もみられた。しかし、その後は上値の重さが意識されるなか、TOPIX先物への大口の売り指値や、このところ続いている後場寄り付き直後の先物主導の売りなどから一時14234.45円まで下げ幅を拡大する場面も。その後は14300円処でのこう着が続く中、辛うじて前日終値を上回った。

前引け段階では値上がり数が全体の8割を占めていたが、大引けでは値下がり数が僅かに上回っている。また、規模別指数については、大型、小型株指数が下げに転じてしまっている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>と決算を控えていたファーストリテ<9983>の弱い値動きが手掛けづらくさせていた。

日経平均は直近安値水準での攻防が続いているが、何より、後場寄り付き直後に先物主導で売り仕掛け的な動きが続いていることが押し目買い意欲を後退させている。日経平均は2月5日に付けた安値13995.86円が意識されるなか、週末要因からリバウンド狙いの資金は入りづらい状況だろう。投資家の心理的にはまずは、ソフトバンク<9984>、サイバーダイン<7779>辺りの出直りを見極めたいところか。また、売り方優位の需給状況であるなか、トヨタ自<7203>がマネーゲーム的に売られるなど、ショートポジションの積み上がりを見極めたいところでもある。《KO》

関連記事