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【株式市場】バスケット売りなどあり日経平均は5日ぶり反発だがTOPIXは続落
◆日経平均の終値は1万4300円12銭(43銭高)、TOPIXは1149.49ポイント(0.95ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億924万株
10日後場の東京株式市場は、ソニー <6758> や京セラ <6971> が特段の悪材料は聞かれないまま軟調転換し、11時頃からダレ模様だったソフトバンク <9984> も急速に値を消して軟調転換。
株価指数や業種別の指数に連動運用する投資家からバスケット売りが出た模様。手控え気分が広がり、オフィス仲介の三鬼商事による3月末時点の東京都心5区のオフィス空室率が9カ月連続改善と伝えられたものの、三菱地所 <8802> が軟調など大手不動産株は反応薄。日経平均は何とか5日ぶり反発となったが、TOPIXは5日続落。
一方で、大平洋金属 <5541> はステンレス素材の市況高などが言われて高値更新。親会社による売却観測の出たのニフティ <3828> (東2)は引き続きストップ高。エキサイト <3754> (JQS)は今年で上場10周年になるため記念配当などに期待とされてストップ高。米国で巨額賠償金の地裁表決が出た武田薬品工業 <4502> は軟調で一方、訴訟対応事業のUBIC <2158> (東マ)は高値更新。
東証1部の出来高概算は19億924万株、売買代金は1兆8321億円。1部上場1803銘柄のうち、値上がり銘柄数は780(前引けは1500)銘柄、値下がり銘柄数は833(前引けは219)銘柄。
また、東証33業種別指数は17業種(前引けは29業種)が高くなり、値上がり率上位は非鉄金属、卸売り、繊維製品、電気機器、精密機器、化学、機械、など。一方、値下がり率上位は電力・ガス、保険、輸送用機器、石油・石炭、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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