インテリックス 収益性改善が寄与し3Qも黒字転換、通期大幅増益へ

2014年4月9日 08:55

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記事提供元:フィスコ


*08:55JST インテリックス---収益性改善が寄与し3Qも黒字転換、通期大幅増益へ

中古マンションのリノベーション(再生)・販売事業を行うインテリックス<8940>は8日、第3四半期累計(2013年6月-2014年2月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比7.6%増の192.26億円、営業利益が同4.3倍の11.09億円、経常利益が8.27億円(前年同期は0.73億円の赤字)、純利益が6.20億円(前年同期は0.73億円の赤字)と最終黒字転換で着地した。

主力の中古マンション再生流通事業で採算性を重視した仕入れを行った結果、販売件数・売上は減少したが、粗利益率が改善し利益を押し上げた。これにより4四半期連続で最終黒字を確保した。また、その他不動産事業で新築マンション、オフィスビルの売却があったことが売上高増加に寄与した。

期末に向けて、仕入れ見直しによる採算改善に加え、2014年5月期の重点方針の取り組みも引き続き進める。マンション買い取り再販分野では大阪、福岡、名古屋などの地方主要都市への事業エリア拡大を進めており、取り扱い件数の拡充を図る。また、新築分譲マンションや賃貸物件ビジネスも強化しており、事業ポートフォリオを多様化し経営の安定性と成長性を高める。

通期業績予想は1月に発表した計画を据え置いた。連結ベースの業績は、売上高が前期比9.1%増の281.87億円、営業利益が同98.1%増の15.08億円、経常利益が同3.5倍の11.20億円、純利益が同4.5倍の8.07億円を見込んでいる。リノベーションマンションの販売が好調で、利益率は良好な水準で推移していることから、大幅増益を達成する見通し。

同社はリノベーションマンション事業の先駆け的企業で、「リノヴェックス」ブランドで首都圏を中心に事業を展開している。物件の仕入れから内装工事、販売までの事業期間が100日程度と短く、事業リスクが低いビジネスモデルとなっていることが強み。また、リノベーションしたマンションに最長10年のアフターサービス保証を付けていることも同社の特徴となっている。《FA》

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