NY金:反発で1303.5ドル、米雇用統計を受けて買いが強まる

2014年4月5日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST NY金:反発で1303.5ドル、米雇用統計を受けて買いが強まる

NY金は反発(COMEX金6月限終値:1303.5 ↑18.9)。この日発表された米国の3月雇用統計を受けて、発表直後に悪くはないとの見方が金の売りにつながり、一瞬1286.80ドルまで下落。しかしながら、その後、事前に盛り上がっていた雇用統計への改善期待に対しては力不足との見方が次第に勝り、米早期利上げ観測が弱まる状況に、金の買いが急速に強まり、一時1307.50ドルまで上昇した。

それ以降も、株安が進む状況をにらみながら、1305ドル付近で底堅い状態が続いた。4日発表の米国の3月雇用統計は、失業率が低下予想に反して6.7%で横ばい、非農業部門雇用者数がやや下振れの19.2万人増、2月分雇用者数が19.7万人増に上方修正された。《KO》

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