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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は114円高、GPIFのアクティブ運用本格化報道が支援
*09:36JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は114円高、GPIFのアクティブ運用本格化報道が支援
【日経平均は反発、GPIFのアクティブ運用本格化報道などが支援材料】
9時36分現在の日経平均株価は、14906.76円(前日比+114.77円)で推移。日経平均は反発して始まった。1日の米国市場の上昇や円安などを好感。米国の3月自動車販売台数が予想を上回ったことも好感されている。また、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、「アクティブ運用」を本格化すると報じられるなか、自動車、医薬品、鉄道、銀行などの業種でROEが高い企業への関心が集まる格好。
セクターでは米自動車販売とGPIF報道などを受けて輸送用機器が上昇率トップ。情報・通信、証券、ゴム製品、機械、銀行、不動産、建設、電気機器などが状況。一方で、空運、電力・ガス、鉱業、その他製品、水産・農林、倉庫・運輸辺りには利食いが先行している。売買代金上位は全般上昇しており、ソフトバンク<9984>のほかは、ホンダ<7267>、トヨタ自<7203>、マツダ<7261>、富士重<7270>など自動車株が上位に。その中で、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が冴えない展開であり、日経平均の重しに。
【ドル・円は103円67銭付近、新年度入りで国内投資家の動きが活発化】
ドル・円は103円67銭付近で推移。日経平均株価の上昇は想定の範囲内であり、ドル・円などの為替取引では材料視されていないもよう。ただし、15000円を超えた場合、リスク選好的な円売りが増えるとの声が聞かれている。新年度入りで国内投資家の動きが次第に活発になるとの見方があり、円売り・ドル買いが増加する一因になるとみられている。
9時36分時点のドル・円は103円67銭、ユーロ・円は143円00銭、ポンド・円は172円34銭、豪ドル・円は95円72銭付近で推移している。《KO》
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