日経平均がこう着のなか、中小型株の一角は堅調/ランチタイムコメント

2014年4月1日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:01JST 日経平均がこう着のなか、中小型株の一角は堅調
 日経平均は反落。42.16円安の14785.67円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた。3月31日の米国市場はイエレンFRB議長の講演での発言が好感されて上昇。円相場は1ドル103円前半での推移など米株高や円安が材料視された。また、寄り付き前に発表された日銀短観では、先行き悪化が追加の緩和期待などへの思惑につながるなか、日経平均は続伸で始まっている。
 しかし、寄り付きの14870.51円を高値にその後は前日終値を挟んでのこう着が続いている。新年度入りへの期待が高まる一方、機関投資家による利益確定なども観測されている。また、こう着感の強い中、厚生年金基金の代行返上に伴う日本株売りを警戒する見方なども上値追いを慎重にさせている。東証1部の騰落銘柄は高安まちまちとなり、若干ながら値下がり数が上回っている。日経平均はソフトバンク<9984>、ファナック<6954>が強い動きをみせているが、構成銘柄の過半数が下げている状況であり、下支えにとどまっている。
 日経平均は前日の終値を挟んでのこう着が続いているが、これについては想定内であろう。現時点では25日線を上回っているほか、一目均衡表では基準線、雲下限での攻防をみせている。この水準で踏ん張りをみせられれば、底堅さが意識されてくるだろう。ただ、ソフトバンク<9984>が強い中で日経平均の戻りの鈍さが意識されるようだと、ソフトバンクがダレた時の日経平均に与えるマイナスインパクトは大きく、注視する必要がある。
 一方、日経平均がこう着のなか、中小型株の一角は堅調だ。新年度入りでディーラーなども動きやすくなっており、値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いの売買が活発であろう。(村瀬智一)《FA》

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