前引け水準で踏ん張りをみせたいところ/後場の投資戦略

2014年3月31日 12:01

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14758.94;+62.91TOPIX;1193.38;+6.86

[後場の投資戦略]

 日経平均はマドを空けての上昇で25日線をクリアしてきたが、その後は25日線レベルでの攻防をみせている。一目均衡表では基準線、雲下限での攻防であり、前引けの水準辺りでの踏ん張りをみせておきたいところであろう。円相場は朝方からやや円高に振れているが、株式市場の動向を睨んでの展開であろう。期末のドレッシング買いへの期待のほか、新年度入りに伴う資金流入への思惑などから下値の堅さが意識されるなか、出直りに期待したいところ。
 規模別指数では大型株指数の強さが目立っている。インデックスに絡んだ商いが中心であるため、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい銘柄の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。(村瀬智一)《FA》

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